夢のお告げ

 今日で6月も終わりである。 予定では6月中に母屋は完成しているはずであるが、まだ少し仕事が残っている。
 ここへ来て浄化槽のブロアーへの配線や、床暖房のボイラーへの配線など、うっかりと予定に組んでいなかった仕事が出てきたりする。
 なかなか進まないが人間一人で一日やれる仕事は本当に多寡が知れているものだ。 それでも少しずつやっておれば、終わりが近づいて来ているはずだ、と思って毎日コツコツやるしかないだろう。

 昨日に続き今朝もまた夢うつつの中で、雨漏りした屋根の仕事の段取りのことを考えていたみたいだ。 その結果が夢うつつのお告げとなって現れた。
 今度は前の日の突っ張り棒よりよいお告げだと思う。
 両脇にビス止め出来ないのだが、手前なら問題なく出来るのである。 そこでトタンをコの字形に折り曲げて現在の屋根に挟み込んで止めようというアイディアである。 軒庇は結構長く1メートル以上出ているし、その先には樋が垂木に止めてあるが、それらを逃げるように細工してトタンを切り込んで作れば何とかなりそうである。 瓦をめくり、野地板を剥がしなどするより多少手は込むがこのほうが少しは楽な仕事だろうと思うが・・・。 


 床暖房のボイラーの仕事をしに豊岡から今日は一人だけだが職人が来た。
 兵庫県の北部から京都府北部にかけてノーリツのボイラーの設置の仕事をしているのはそこの会社だけらしいが、現在はメチャクチャ忙しいらしい。 それにしても二時間掛けての現場とはなぁ・・・当然アフターやメンテナンスも二時間掛けて行かねばならないことになるはずである。
 たしかに今、忙しいかもしれないが、この先ボイラーの仕事はどうなるか分からない面がある。
 というのは少し前から電気メーカーが出しているヒートポンプがかなりの勢いで普及し始めている。 設備費はやや高いが、その後のランニングコストが安いからである。 オフも風呂ボイラーが設置されていなければおそらくヒートポンプ方で床暖房と風呂の給湯をやっていただろう。

 http://www.eccj.or.jp/scnet/words/word_11.html

 しかし、すぐその後を追っているのがガスメーカーである。 
 ガスで家庭用の発電をして、しかも副次的にその冷却に使う水がお湯になるので、それをいくらでも使えるというのである。

 http://home.tokyo-gas.co.jp/living/other/hatsuden/


 いずれにせよ大規模な設備投資をして(ダムや発電所を作って)それでもってやる今の方式より、どのようにするか個人の選択の余地に任されるほうが良いのは確かだ。


 今日の仕事


 朝一番残っている玄関の腰付き障子戸に二度目の塗装をする。 これで建具の塗装は全部終わったことになる。 午後から建具屋が組子に障子紙を張って来て、ついでに反っている腰板を入れ直していった。  建具の請求書注文した戸が全部で12枚で46万で一枚あたり4万になるが、これは高いのか安いのか・・・よく分からない、ただこの建具屋の仕事はいまいちである。
 玄関上の野地板に化粧板を張ったところの垂木の両縁に細小舞をあててビス跡を隠しておく。 昨日やり残した風呂のペンキ落としをやる。 一応風呂場だけは終わるが、脱衣場は明日に残した。
 午後からは、梁や柱にダークオークという濃い色の塗料を塗る。 本当はもう一度拭き掃除をした後塗りたかったのだが・・・
 LDKを全部塗り終わって今日の仕事はおしまいにした。 和室の梁や柱の塗装は明日にでもする。