黄砂

 昨日以上の良い天気と予報されていたが、朝から花曇りである。 どうやら中国の黄砂が飛んできているせいらしい。 なにせ中国の黄砂は太平洋を越えてその一部はアメリカ大陸まで届くという話である。 黄砂ならまだ良いが、中国からは酸性雨の元となる硫酸化合物なども飛んできている。 中国では経済成長の見込みの甘さから電力不足が起きているが、2020年までに4000万キロワットの原子力発電を建設する計画であると発表されている。 万一中国で旧ソ連のチェルノブィルクラスの原子力発電所の事故などがあれば、風下の日本では大変なことになるはずだなぁ・・・と黄砂に曇った空を見ながら思う。
 
 綾部市から合併浄化槽の設置の補助金の交付決定の通知が届いた。
 補助金は合併浄化槽の大きさによって額が違うが、合併浄化槽の大きさはその家の建坪で決まることになっている。
 準過疎地域ならば170平米以下の場合は5人槽だが、この家は今回3・3平米建てましたが、それを足しても167平米なので小型の5人槽で、補助金は375,000円下りる。 この補助金を貰うため3月末に綾部市に住所を移した。 浄化槽工事を終え検査が終わり補助金の交付されたらまたもとの住所に戻すつもりである。 面倒なので免許書の住所変更などをしないで済ますつもりである。

 ところが昨日銀行のキャッシュカードをなくしたことに気がついた。 キャッシュカードだけなら暗証番号があるから、ただちに、さあ大変!とはならないが、ほとんど使っていないのだがVISAカードも一緒になくしてしまった。 こちらは、さあ大変!である。 そのカードで買い物をされて、その支払いが後日こちらにまわってくるからである。 さっそく銀行や郵便局に電話して、本来なら電話では無理なのだが、事情を話して機能を一時止めてもらった。 対応はきわめてスムーズであった。
 問題は警察であるが・・・電話でカード入れを無くしました、と言うと、カード入れは一個だけですか、と訊くので、カード入れを何個も持って歩いている人がいるのか!と思いながら、そうです、と答えた。 その外になくした物はありませんか?と訊くので、その中にカードが入っていた、と答えながら、コノヤロウ!カードの入っていないカード入れだけなくして誰が警察にわざわざ問い合わせるんだよ!と怒鳴りたかったがなんとか我慢した。 
 そのあまりにも公務員的な呑気な対応にバカバカしくなって、どうせ再発行の手続きをしなければならないだろうから、警察には文書による届けをしないことにした。


 今日の仕事


 やあ、今日は疲れてしまった。
 久しぶりに脚立に上って高いところの仕事をしたせいだろう。
 天井下の壁面に胴ブチで壁下地を作っていく。 面の垂直に気を付けるだけの単純な仕事だし、もともと大壁が好きでないオフだからやっていてもどこか面白くない。 何度も何度も脚立に上ったり下りたりしながらリビングの上部だけだが二面を終わらせる。
 もう一面は同じリビングだがここは真壁で古い土壁になっている。 かなり古くボロボロと土が落ちてきたりするので、さすがにこの上にこのまま漆喰は塗れない。 四分(12ミリ)の薄い胴ブチで下地を作りラスボードを張って、その上に漆喰を塗るつもりである。
 壁下地仕事は既存の大壁面を残したこともあって明日のは終われそうだが、面倒そうな古い壁面と新しい壁面との取り合いの仕事が残っている。 
 だが、このような取り合いの仕事は今回の仕事でかなり得意になってきているので、気が重くなるということはない。