映画 「アメリカ・家族のいる風景」

 神戸で見たもう一本の映画はビム・ベンダース監督の「アメリカ・家族のいる風景」
 前回の「ランド・オブ・ブレンティ」を見た後、この監督の映画はもう見ないでおこうと思ったのだが、今回の作品は「パリ・テキサス」でコンビを組んだサム・シェパードの脚本だったので、これは見逃す手はないとかなり期待した。
 家庭を作ることなどハナから頭になく、自分がしたい放題のまま生きてきた元スターだった俳優が里心がついて、撮影を放り出して突然30年ぶりに帰郷する。 母親、昔の恋人、息子、娘と会う中で自分が失っていた大切なものに気づいた上で・・・お互いを許し合う・・・というテーマだろうが・・・
 ん?・・・なにを今更!という感じがぬぐえない。 前日に見た「ブロークバック・マウンテン」でも、かってホモの男達を手にかけた父親が最後はホモである息子をあっけなく許す場面があったが、最近のアメリカ映画には食べたくもない砂糖菓子を食べたような甘々な後味の悪さが残る。
 オフがビム・ベンダースに失望しているのは、彼の図式化した論法で作られる映画のスカスカした感じがたまらなく嫌になってきたからだが・・・今回もその感じがやたら目に付いた。


 オフの評価点 40点


 今日の仕事

 リビングとダイニングに床板を張る。 今日でリビングとダイニングの床張りは一応終わった。 残りはキッチンと玄関だが、この床材がまだ届いていない。 神戸へ行く前に金曜日の夕方に5坪分を入れて欲しいと伝えてあったのだが、在庫がなく手配が間に合わなくて水曜日になると言う。
 とにかく買ってあった10坪分は全部使ったことになり、床板張りの三分の二の仕事は終わったことになる。 キッチンには柱が一本立っているが面倒な箇所はそこだけなので、今週中には床張りは間違いなく終わるだろう。 
 明日から三日間は他の仕事をすることになる。 暖かくなってきたので、新たに設けた外壁にモルタルを塗る下仕事と、その内側の内壁の下地仕事を済ませてしまおうと思う。