12月の大雪

 綾部へ帰ってきて驚いた。 雪は積もっているだろうとは思っていたが、まさかの70センチである。
 家の玄関はさらに落ちた屋根雪が積もって1メートル以上になっていた。 とにかく車を入れる場所を確保せねばならないので、スコップを持ち出して駐車場の雪かきをする。 久しぶりにする雪かきで下着はたちまち汗をかいてべっとりと濡れてしまった。 
 この時期これだけの雪は京都府ではあまりないことなのだろう。 道路の除雪が追いついていない。 先日まで大型の除雪車が上林への入り口の交差点にどうだ、といわんばかりに置いてあったが、あの車たった一台きりではこの雪ではどうにもならないだろう。 運転手を交代制に組んで24時間フルに動かしても、主要道路を確保するのさえ追いつかないだろうと思う。 おかげで一般道路は時速30キロのノロノロ走行で帰ってきた。
 その点舞鶴高速道は雪に対する備えは十分で、篠山口と福知山の二箇所で冬タイヤ装着しているかを人員を出して人の目で確認をしていたし、道路上はきれいに除雪されていて50キロ規制だったが、車が少ないこともあり7、80キロぐらいで走れた。
 綾部市内でスーパーに立ち寄りいろいろ買い物をしてきておいて良かった。 ここでは食料がある限り何日でも家に篭って仕事が出来る。