干しぶどう
最近変なものを食べるようになった。
それはレーズン、つまり干しぶどうである。 スーパーで何となく買って以来、少し何かが欲しい時それを10粒ほど口の中に放り込む。 すっぱさは少しあるがさほど甘くもなく、ちょうど程よい味である。 小さな一袋があれば1週間ほど持つだろうか、病み付きというほどでもないので、この嗜好はしばらく続きそうである。
今日の仕事
朝から日が差して昨日と変わらないような天気だった。 最後の外壁の漆喰塗りは何とかやれそうである。
気温が上がってくる10時ごろまでPCで遊んでいて、10時になって外へ出て漆喰の粉と水をミキサーに入れて回しておく。
簡単な塗装とか、細かい仕事をして11時ごろから最後の上塗り始める。 天気は昨日と同じでお昼過ぎになると日が翳り風が出て寒くなる。
作業が終了したのは2時過ぎ、余った漆喰を捨てるのももったいないので、蔵の入口の分厚い戸の漆喰が半分ほど剥がれて下地の土壁がむき出しになっている。 そこへ闇雲に塗りつけておいた。 下地処理のシーラーも何も塗らないでの作業だから後で剥がれ落ちてくるかもしれない。
これで外壁の塗りは終了だから、ミキサーを丹念に水洗いしておいた。
明日で綾部へ来て仕事を始めて3ヶ月が過ぎたことになる。 ちょうど外壁が終わりこれで田の字型の母屋の畳の部屋の仕事は一応終了である。
まあ、内部の壁塗りは残っているが、これは配線工事などとのからみもあるし最後に残しておいて、全部の壁を一気に塗ろうと思っている。
壁塗りを別にすれば、これで予定していた半分の仕事が終わったと思っている。 当初半年の仕事と踏んで始めたから今のところ予定通りの進み具合である。
明日からいよいよリビング・ダイニングの仕事に入る。 キッチンとトイレは設備機器のこともあるので一応後まわしにすることにした。
天井裏へ登って考えたことは、本来なら梁が渡してあるその上の竹のスノコのその上を天井にするのが一番見てくれが良いだろう、ということだ。
長年の煙にいぶされて飴色になった竹のスノコの風情は捨てがたい。 しかしその場合かなり天井が高くなるということと、スノコは汚いしその掃除をするとしても限界がある、せいぜいブロアーで間に挟まっているゴミを吹き飛ばすぐらいだろう。 さらに天井の縁の茅葺がどうしても現れてくるので、その場合ゴミが落ちてくる問題をクリアーできにくい。
部屋の大きさとのバランスもあるのでむやみに高い天井は間が抜けた感じがするものである。 高さからいえば梁の下あたりが下から見上げて折り合いの付くちょうど程よい高さだろうと思える。 それでも普通の日本間の天井より高くなるはずだ。 この場合竹のスノコは天井の上になり見えなくなるがこれは致し方ないとして、梁の下あたりに天井を張ろうまなぁ、というのが現在の結論だ。 その場合下から野縁に板を打ち付けていくいわゆる打ち上げ式の天井にしようと思っている。
また、天井が高いだけに壁面も広くなり、そうなると塗り壁の仕事が増えることになる。 そこで壁の下半分を現状の大壁はそのまま残して、そこはクロスを張り替えるだけにする手もあるなぁと思っているのだが、それがかえって仕事として面倒になることも考えられる。
まずは、明日天井裏を掃除して、それからだ・・・