地方の美味しいもの

 綾部へ来ておいしいもの発見。 まず平天。いわゆるさつま揚げのことだが関西ではこのように呼ぶ。 とくに舞鶴のとある水産加工店で作られているものが特においしい。 それと豆腐がおいしい。 オフはこれまで木綿豆腐というのはあまり食べなかったが、ここへ来てから木綿豆腐をヤッコで食べている。 柔らかくておいしいからだ。 木綿豆腐が柔らかいぶん絹ごし豆腐は少し水っぽいような気がするが、これもおいしくないことはない。 豆腐がおいしければ当然油揚げもおいしい。 とくに京揚げと呼ばれる薄くて大きい油揚げがおいしい。
 魚は日本海に近いだけあって種類も豊富だし鮮度もよく満足している、それに値段も決して高くない。 魚がおいしければその他が悪くてもオフは満足、満足である。 そのほかにオフが日常的に毎日食べる物といえば、納豆とメカブだがこれらは特に地方色があるわけではなく、いわゆる全国区の味である。 ひとつ残念なのは美味しい珈琲が手に入らない。 以前は生協に加入していて安くて美味しい珈琲が届いて飲めたが、今はスーパーで買っている。 これは安いが美味しくない・・・が最近はその味に慣れてしまって、こんなものだなぁと思うようになった。 珈琲は高いものが美味しいは限らない、ヨウは焙煎してからの日数で大方決まるような気がする。



 今日の仕事

 とくに何をしたということなしに何となく終わった一日だった。 午前中は外壁のボードの残りを張り、のこるはッサッシ窓が入る箇所だけになった。
 この場所はフィックスの窓とすべり出し窓をコンビにするつもりで、サイズを近々来るというメーカーの人にに聞いてから窓枠を作る予定だ。
 その後かろうじて残っていた半柱の切れ端を使って壁に見切りをを取り付ける。
 午後からはこれから必要な部材を拾い出して車の保険の振込みを兼ねて材木屋へ行き、内装壁に使う石膏ボードやラスボード、板や材木を注文する。 パイン材だが1寸(3センチ)の厚さで幅が2尺(60センチ)長さが4メートル20の集成材の厚板が大特売になっていた。 大特売といっても3センチの厚みがある大きな板である1万円は超えるとのことである。 これを床板として使いたいなぁと思っている。 これだけ厚いと板の下に大引きだけで十分で根太などいらないのではないかと思われるが・・・どうなのだろう?
 パインというのはいわゆる松のことだが、とくにパイン材といえば建築用語としては北欧産の赤松のことをさしている。
 ホームセンターなどで売っているツーバイフォーの白っぽく軟らかい材も松だが、これはカナダ産でホワイトウッドなどとも呼ばれている。 建築用語としては日本の松は地松、アメリカ産の赤松をベイ松などと通称されて大まかに区別されている。

 材木屋からかえってから、北側の縁側になる箇所の床板を取り外す。どういうわけかここの床に打ってあった釘を釘抜きで抜こうとすると、半分以上の釘の頭が取れてしまう。 なんとか抜ける釘は錆びて膨らんで太くなっている。 床の下の根太材はラクヨウと呼ばれる唐松だが、おそらく木を切った直後に製材してまだ濡れている状態で使ったのではないかと思う。 力はいる、仕事は進まない苛々してようやく終わった段階で今日の仕事は終了とした。